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何処にでもいる悪女
第6章 再会
母が良く口にしていた。
本当に大変な時に無償で助けてくれる人、その人こそ真の友だと。
結子はまさに真の友。
辛い事も沢山有るけど、こんなに素晴らしい友人がいる――
心から有難かった。
「林さんにメールでもしなさいよ。
彼、とても好い人よ。
あのバーで何度か見かけてたんだ。
実は…少し気になってたの。
一度あっただけの紗英に持って行かれちゃった!」
「結子…」
「私って、無駄に明るいから寂しい時でも、顔に出せなくて…自立した女に見られて、男の人から見たら可愛気が無いみたい!
ははっ!モテないなぁ〜
だから…ね。
林さんと 頑張って!」
「不倫の勧めか?」
「婚外恋愛!」
クスッと笑った結子の顔は少し悲し気だった――
本当に大変な時に無償で助けてくれる人、その人こそ真の友だと。
結子はまさに真の友。
辛い事も沢山有るけど、こんなに素晴らしい友人がいる――
心から有難かった。
「林さんにメールでもしなさいよ。
彼、とても好い人よ。
あのバーで何度か見かけてたんだ。
実は…少し気になってたの。
一度あっただけの紗英に持って行かれちゃった!」
「結子…」
「私って、無駄に明るいから寂しい時でも、顔に出せなくて…自立した女に見られて、男の人から見たら可愛気が無いみたい!
ははっ!モテないなぁ〜
だから…ね。
林さんと 頑張って!」
「不倫の勧めか?」
「婚外恋愛!」
クスッと笑った結子の顔は少し悲し気だった――