この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
何処にでもいる悪女
第2章 ランジェリーショップ
結子と待ち合わせの時間。
お互いの職場の真ん中辺りにあるカフェ…
早めに着いた結子がカフェ・ラッテを飲んで待っていた。
私の顔を見るなりニコニコと話す。
「ねぇ、紗英。
私はじめて見たわ!」
「ん?何が?」
頬杖を付いて飲んでいるカップを指差す…
「あ!――ラテ・アート!しかも…ハートじゃん。
かわいい〜」
カップに浮かんだふわふわの泡に白い大きなハートマークがクッキリと書いてあった。
聞いたことはあったけど目にするのは私も初めてだった。
そんな些細な事に胸を踊らせる。
お互いの職場の真ん中辺りにあるカフェ…
早めに着いた結子がカフェ・ラッテを飲んで待っていた。
私の顔を見るなりニコニコと話す。
「ねぇ、紗英。
私はじめて見たわ!」
「ん?何が?」
頬杖を付いて飲んでいるカップを指差す…
「あ!――ラテ・アート!しかも…ハートじゃん。
かわいい〜」
カップに浮かんだふわふわの泡に白い大きなハートマークがクッキリと書いてあった。
聞いたことはあったけど目にするのは私も初めてだった。
そんな些細な事に胸を踊らせる。