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何処にでもいる悪女
第2章 ランジェリーショップ
私はミルクティーを頼んだ。
「ねぇ、久しぶりに会ってこんな事言うのも何だけど…何か疲れて無い?」
「はい?――…
みんなお見通しって訳か!?結子には隠せないわね…ふふっ」
高校時代からの親友に会うのも3ヶ月ぶりの事だった。
私は今の自分の気持ちを話した。
レスの夫の無関心、代わり映えの無い毎日。
経済的なことは心配掛けない程度――
そんな中でこのまま只疲れたオバサンになるのは耐えられないと溜め息混じりに口をつく…
「どんなに頑張っても人生一度切りなのよ。
紗英は人生を諦めてない?私達まだまだ此れからよ!」
普段はポジティブな私だけど、更に上を行く結子が言った"人生一度きり"
その言葉が胸を絞め付けた――――
「ねぇ、久しぶりに会ってこんな事言うのも何だけど…何か疲れて無い?」
「はい?――…
みんなお見通しって訳か!?結子には隠せないわね…ふふっ」
高校時代からの親友に会うのも3ヶ月ぶりの事だった。
私は今の自分の気持ちを話した。
レスの夫の無関心、代わり映えの無い毎日。
経済的なことは心配掛けない程度――
そんな中でこのまま只疲れたオバサンになるのは耐えられないと溜め息混じりに口をつく…
「どんなに頑張っても人生一度切りなのよ。
紗英は人生を諦めてない?私達まだまだ此れからよ!」
普段はポジティブな私だけど、更に上を行く結子が言った"人生一度きり"
その言葉が胸を絞め付けた――――