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助教 沙霧
第1章 沙霧 ~ストイックな古典和歌研究者~
 沙霧の学内での評判は「氷の才女」だった。学問に対してはどこまでもストイックで、院生時代からの指導教官も一目置くほどの明晰な頭脳を持つ。一方で、同年代の若者たちが楽しむような世俗的な話題には一切加わらず、浮いた噂の一つもない。男たちの視線は、常に沙霧に注がれていた。ゆったりとしたグレーのニットや、体に馴染んだシャツの上からでも隠しきれない豊満な肢体。細い腰から曲線を描く豊かな胸の膨らみは、その禁欲的な振る舞いとは裏腹に、見る者の情欲を煽る抗いがたい色気を放っている。しかし、沙霧はそれらの視線を冷徹なまでに無視し続けてきた。彼女にとって、他者の好奇の視線は研究の邪魔でしかない「雑音」に過ぎないはずだった。

 だが、その冷徹な仮面の裏側で、沙霧は自身の内部に御しがたい「獣」を飼っていることを知っていた。ペンを握る指先が、ふとした瞬間に自分の太ももの付け根、タイトなスカートに包まれた柔らかな肉の感触を意識してしまう。冷房の効いた図書館で、なぜか背筋を伝う一筋の汗が、ひどく卑猥なものに感じられる。研究が進み、古人の激しい情念に深く潜り込めば潜り込むほど、沙霧の肉体は奇妙な渇きを覚えるのだ。

 文字を追う瞳の奥で、時折、現実とは無関係な光景が明滅する。それは、誰にも見られてはいけない自分の姿。衆人環視の中で服を剥ぎ取られる妄想や、強靭な意志を持つ何者かに、徹底的に辱められ、服従を強いられる自分自身の姿。。。
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