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はだか(年の離れた妹2)
第1章 引っ越し
「もう兄ちゃん、時間ぎりじゃん…w」
「誰のせい?」
「恵津子のヌードに…欲情した兄ちゃんのせいw」
僕が恵津子の額に小さくデコピンすると、最低限の引っ越し荷物を積んだレンタカーの助手席で、妹は小さく舌を出した。そして不動産屋との約束の時間には何とか間に合った。
「奥さんって、言われちゃったw」
新しい部屋の鍵をもらい車に戻ると、妹は少し照れたように僕に話しかけた。僕は妹の言葉に微笑み返した。新居の契約時、住民票の続き柄は省略した。よって兄妹は一応、夫婦のふりをしていた。そのほうがいろいろ、問題がない筈だった。
「運転している兄ちゃん、なかなかいいよ!」
カメラのシャッターを切りながら、妹は笑っていた。恵津子はアパートからずっと、カメラを首にかけたままだった。はしゃぐ妹を載せ、車は新居に向かっていた。
新居は車で15分ほどの場所にあった。車を止め、必要最小限の荷物をふたりで持つと、引っ越し先のアパートに入った。8畳の寝室と10畳のLDK、バストイレがセパレートの部屋は5階にあった。築年数は古いが室内はリフォームされ、僕たちには十分だった。なにより恵津子の勤務先の病院まで、バスで15分の距離だった。
「いざとなったら自転車でも行けるしね」
「うん!これで恵津子、15分はゆっくり寝れる!!」
ドアを開けて荷物を入れると、妹は布団袋の上に寝転がった。恵津子が僕のアパートに引っ越したとき、両親が持たせてくれた布団だった。その夜、やっと使うことになった。
僕はレンタカーを返すため、いったんアパートに帰った。そのあいだに新居のガスなど、ライフラインの開通を恵津子がやってくれた。僕がバスで新居に戻ると、時間はもう夕方になっていた。
「誰のせい?」
「恵津子のヌードに…欲情した兄ちゃんのせいw」
僕が恵津子の額に小さくデコピンすると、最低限の引っ越し荷物を積んだレンタカーの助手席で、妹は小さく舌を出した。そして不動産屋との約束の時間には何とか間に合った。
「奥さんって、言われちゃったw」
新しい部屋の鍵をもらい車に戻ると、妹は少し照れたように僕に話しかけた。僕は妹の言葉に微笑み返した。新居の契約時、住民票の続き柄は省略した。よって兄妹は一応、夫婦のふりをしていた。そのほうがいろいろ、問題がない筈だった。
「運転している兄ちゃん、なかなかいいよ!」
カメラのシャッターを切りながら、妹は笑っていた。恵津子はアパートからずっと、カメラを首にかけたままだった。はしゃぐ妹を載せ、車は新居に向かっていた。
新居は車で15分ほどの場所にあった。車を止め、必要最小限の荷物をふたりで持つと、引っ越し先のアパートに入った。8畳の寝室と10畳のLDK、バストイレがセパレートの部屋は5階にあった。築年数は古いが室内はリフォームされ、僕たちには十分だった。なにより恵津子の勤務先の病院まで、バスで15分の距離だった。
「いざとなったら自転車でも行けるしね」
「うん!これで恵津子、15分はゆっくり寝れる!!」
ドアを開けて荷物を入れると、妹は布団袋の上に寝転がった。恵津子が僕のアパートに引っ越したとき、両親が持たせてくれた布団だった。その夜、やっと使うことになった。
僕はレンタカーを返すため、いったんアパートに帰った。そのあいだに新居のガスなど、ライフラインの開通を恵津子がやってくれた。僕がバスで新居に戻ると、時間はもう夕方になっていた。

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