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君が眠りから覚めるまで
第1章 song1
…5年前、ソンフンたちは史上最も過酷と言われたサバイバルオーディションを経て、ボーイグループ・ENHYPENとしてデビューした。
コロナ禍にグローバルアイドルとして華々しくデビューした彼らに世界中のマスコミが注目した。
様々なインタビューの中で「1番行きたい場所は?」
という質問がよくあった。
皆、一様に
「フロリダのディズニーワールド」だの
「ナイアガラの滝」だの
「アイスランドにオーロラを見に行きたい」
だの、海外の名所を挙げた。
ENHYPENのメンバーはオーストラリアやアメリカ出身など比較的富裕層な男子が多い。
かく言うソンフンも母親は銀行家の娘だし、父親もサラリーマンとは言えソウル大出のエリートだ。
幼い頃からフィギュアスケートを習わされていたのは、ソンフンのあまりの協調性のなさを両親が心配したからだが、海外遠征もあり、相当高額な費用がかかったはずだ。
海外旅行は日常茶飯事だった。
けれど、飛行機は好きではなかった。
時差ボケを直すのに毎回苦労したからだ。
だから、行きたいところを問われて
「月旅行」
とややふざけた解答をした。
そんな中、ソヌは恥ずかしそうに答えた。
「…漢江に行ってみたいです…」
コロナ禍にグローバルアイドルとして華々しくデビューした彼らに世界中のマスコミが注目した。
様々なインタビューの中で「1番行きたい場所は?」
という質問がよくあった。
皆、一様に
「フロリダのディズニーワールド」だの
「ナイアガラの滝」だの
「アイスランドにオーロラを見に行きたい」
だの、海外の名所を挙げた。
ENHYPENのメンバーはオーストラリアやアメリカ出身など比較的富裕層な男子が多い。
かく言うソンフンも母親は銀行家の娘だし、父親もサラリーマンとは言えソウル大出のエリートだ。
幼い頃からフィギュアスケートを習わされていたのは、ソンフンのあまりの協調性のなさを両親が心配したからだが、海外遠征もあり、相当高額な費用がかかったはずだ。
海外旅行は日常茶飯事だった。
けれど、飛行機は好きではなかった。
時差ボケを直すのに毎回苦労したからだ。
だから、行きたいところを問われて
「月旅行」
とややふざけた解答をした。
そんな中、ソヌは恥ずかしそうに答えた。
「…漢江に行ってみたいです…」

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