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Night BAR
第2章 〜ミサside〜
そうね…
青が似合うわ…。
あたしは綺麗な
青のグラデーションになるように、
お酒を選んでいく。
そんなあたしを見つめる
女性客の強い視線を感じて
少しドキッとした。
カクテルを
カクテルグラスへ注ぐ。
うん、上出来。
「お待たせしました。ミサスペシャルよ〜」
少しでも明るい雰囲気を出そうと、
ちょっとテンションを上げてみるが
女性客は、カクテルをじっと見つめている。
あら…無反応…
効果無し…
なんとも言えない恥ずかしさを
顔に出さないように、
カクテルをそっと口に運ぶ
女性客を見つめた。
「おいしい…」
そう言って
パッと明るい表情になった女性客。
さっきまで消え入りそうな
弱々しい表情をしていたのに、
あたしの作ったカクテルで
一瞬に表情が変わったのを見て
あたし自身も、
今までで一番和やかな気持ちになった気がした。
「よかった…お気に召していただけたかしら?」
そう聞くと
「えぇ。とっても。」
と笑う。
こんなに可愛い笑顔…。
しまっていちゃもったいない。
青が似合うわ…。
あたしは綺麗な
青のグラデーションになるように、
お酒を選んでいく。
そんなあたしを見つめる
女性客の強い視線を感じて
少しドキッとした。
カクテルを
カクテルグラスへ注ぐ。
うん、上出来。
「お待たせしました。ミサスペシャルよ〜」
少しでも明るい雰囲気を出そうと、
ちょっとテンションを上げてみるが
女性客は、カクテルをじっと見つめている。
あら…無反応…
効果無し…
なんとも言えない恥ずかしさを
顔に出さないように、
カクテルをそっと口に運ぶ
女性客を見つめた。
「おいしい…」
そう言って
パッと明るい表情になった女性客。
さっきまで消え入りそうな
弱々しい表情をしていたのに、
あたしの作ったカクテルで
一瞬に表情が変わったのを見て
あたし自身も、
今までで一番和やかな気持ちになった気がした。
「よかった…お気に召していただけたかしら?」
そう聞くと
「えぇ。とっても。」
と笑う。
こんなに可愛い笑顔…。
しまっていちゃもったいない。