この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ハートのエース
第3章 ダイヤのクイーン
「う・・ん。そんなようなもん・・・」

あたしはヒロくんのその言葉を聞いた途端に走り出していた。

そんなようなもん・・・って?
そんなようなもんって何?

妹にあんなことしたの?
妹のように思ってるあたしにあんなことしたの?

バカみたいじゃん!
あたしバカみたい!
ヒロくんはちょっと大きくなった女子高生のあたしをからかっただけなんだ。


「妹に手を出すな!バカヤロウ!!!」



あたしは流れる涙を拭う暇もないほど
一心不乱に走って家に帰った。

バイブにしていた携帯は
震えては止まり震えては止まりを
繰り返していた。

画面を見ると
そこにはまだ未登録だから
名前ではなく電話番号が映し出されていた。

こんなふうにヒロくんの電話番号を知りたくなかったな。

あたしは静かに携帯の電源を落とした。



/54ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ