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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第8章 女策士と男の覚悟(前編)
そう、もちろん私はエッチが好きだ(自慢するようなことではないが)。
彼のことをオカズにしちゃうくらいなので、めちゃめちゃシたい。ヤッてみたい。
でもでも・・・どうにもきっかけが・・・ないのである。

私だって官能小説書きの端くれである。
男の誘い方くらい複数パターン書こうと思えば書ける。

例えば、わざと遅くまで飲み明かして『やーん、酔っちゃった〜。どうしよう!終電ないよ〜』とか甘えた声で言ってみたり。
帰り道、別れ際に彼の服の裾を掴んで、上目遣いに『今日・・・帰りたくないな』とか呟いてそっと顔を赤らめて目を逸らしてみたり。
もっと肉食的には、人目のつかないところでキスをしながら、彼のモノにそっと掌を這わせて、『これ・・・ホシイな・・・』とか言っちゃったり!?

いくらでも考えつく。

だが・・・考えつくだけなのだ。

喪女、舐めんなよ。

そんな私を見ながら、えっちゃんが唇の端を歪めて何やら思案顔をした。
数秒の沈黙ののち、おもむろに口を開く。

「ゆらちゃん・・・今は2月よね?」
「う・・・うん」
「2月といえば?」

え?2月・・・ええっと・・・

「節分?」
「そうそう、鬼はー外っ!・・・って!誰が豆まきの話ししてるんじゃ!」
そして、がしっと私の両肩を掴むと、
「大丈夫?ゆらちゃん・・・相当・・・心が乾いているわよ?
 いい?2月と言えば、恋愛三大イベントのひとつがあるじゃない!?」

れ・・・恋愛三大イベント・・・!?
って・・・何?

きょとんとした私にえっちゃんがため息の追い打ちをかけてくる。

「いい!?恋愛にとって決して外してはいけないイベント・・・それが誕生日、クリスマス・・・そして、バレンタインなのよっ!!」

な、なるほど・・・
世の中にはそんな言葉がっ!!

私の顔があまりにも間抜けだったからかもしれない。えっちゃんの顔が一瞬にして険しくなる。
「あなた、まさか・・・2月14日に向けて何も考えてない・・・なんてことはないわよね?」
鋭い目を向けられ、私は心の中でひいいい!と悲鳴を上げる。

実は何を隠そう、先程までバレンタインなんて事をすっかり忘れていたのだ。
そういや、やたらと街中にハートの広告が溢れてるな・・・と思っていたくらいだ。
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