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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第10章 バレンタインと甘い夜
そう思った時、唐突に、ぶわっと中で温かいものが広がる。
最後にぐいと擦り上げられて、私もまた同時にイッてしまった。

「ああっあぐぅう・・・・うっ!」

ああっ!あんまり声、可愛くない・・・なんてちらっと思ったが、そんなのを調節することなんてとてもじゃないけどできない相談だ。

私の中から再び彼のものが引き抜かれ、そのままのしかかるようにされて抱きしめられる。
「ゆ・・・ゆらさん・・・」
彼もまたはあはあと肩で息をしている。肌が触れ合う面積が増えたせいか、じっとりと汗ばんでいることもよく分かった。私の身体も同じくらい汗ばんでいるみたいだった。

でも、そんなことお構い無しだ。
体の奥がキュンキュンしてて、とにかくひっつきたくてしょうがない。
ぎゅっとして、ついでにおでこをグリグリとこすりつける。
我ながらまるでネコみたいだと思った。

そんな私の頭を彼がそっと抱きしめてくれて、それは私をまたとてつもない幸せな気分に誘う。

「なんか・・・はあ、はあ・・・お互い、身体ベタベタですね・・・」
「う・・ん・・・あの・・・私、汗臭かったり・・・しない?」

抱きついていて今更と思うが、ベタベタだなんて言われると気になってしまう。

「そんなことないっす・・・。なんか、むしろ・・・」
そこで彼が言い淀んだ。
むしろ・・??

「いや、その・・・なんでもないです」
ふっと顔をそむけた。それがなんとなく照れてる仕草だと分かると、彼が言わんとしていることが私にもピンときた。

なので、わざと彼の胸元に顔を寄せて、スンスンと匂ってみる。

「私は・・・素直さんの匂い大好き・・・」

今日は、酔っ払ってない状態で言うことができた。
これは本音。
すごく、いい匂いだと思ってしまう。

何かで読んだし、サイトでメッセージを交わしたことがある人ともそんな話題で盛り上がってことがあるけれども、女の子にとっていい匂いって感じる人は、体の相性がいいっていう話がある。

こんだけイかされまくって、しかも、こんなに心地よく感じる匂い・・・
多分、私はこの人とものすごく相性が・・・いいんだ・・・

そんな風に思っちゃう。
あなたは・・・どうかな?

ちらっと顔を上げてみてみる。心配は・・・あんまりしてないけど・・・
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