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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第33章 間章:ゆーうつな月曜日♪
「まあ、なんとなくゆらちゃんの言いたいことわかるけどさ、
それって、裏を返せば彼のこと信じてないってことじゃん?
彼がどう思ってるかじゃん?大事なのって」
そう言われて、何故か淡路島で一緒にお風呂に入ったときの巴さんの言葉を思い出した。
『恋愛も、結婚も、暮らしも・・・ひとりでするんじゃない』
そう言えば、あの時は、『そうか、そうだよな』なんて思ってたのに、
ちょっと時間が経ったら、もうもとの自分に戻っていた。
やっぱり35年間喪女をやっていただけある。
本当に自分に自信がないから、
すぐに『私ってダメ』モードになっちゃう。
「素直さんが・・・どう思ってるか・・・」
「うーん。私はその素直さんに直接会ったことないけどさ、
少なくとも、私ゃ、ゆらちゃんがそんなに好きになる人だったら、
きっと、その人、信じられる人なんじゃない?って思うよ。」
だって、私、ゆらちゃんのこと信頼してるもん。
なんて言う。
信頼している私が好きな人だったら、信頼できる・・・っていうのは、なんとなく理屈が通ってるような通ってないような感じだけど、えっちゃんの力強い言葉で言われると、なんとなくそうなのかな、なんて思えてきてしまう。
「私・・・どうしたらいいかな・・・?」
「そりゃ、行くしかないっしょ」
「行く・・・?」
「婚約は言い過ぎだけどさ、
よくよく知っといでよ、その彼ぴのこと。
固くならないでさ。
ご実家見て、一緒に暮らせそうかとか、考えたらいいよ」
そ、そっか・・・
そうだよね。
お呼ばれしたんだから、まずは行ってみればいいよね・・・
なんだか、顔立ちも言い方も、言ってる内容も全然違うんだけど、
巴さんから励まされたときみたいなあったかさを私は感じていた。
「それで、『やっぱ、いいな』と思ったら、
もう迷わずいっちゃいなよ」
恋愛も結婚も、勢いだって!
そんなふうに言って、えっちゃんは笑った。
食堂の窓の外は4月の晴れやかな空。
ゆーうつな月曜日はどこへやら。
もしかしたら、今日、この日こそ、私の人生の何かが、キリリと音を立てて動き始めた瞬間だった・・・のかもしれない。
【御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜 完】
To Be Continued⋯⋯??
それって、裏を返せば彼のこと信じてないってことじゃん?
彼がどう思ってるかじゃん?大事なのって」
そう言われて、何故か淡路島で一緒にお風呂に入ったときの巴さんの言葉を思い出した。
『恋愛も、結婚も、暮らしも・・・ひとりでするんじゃない』
そう言えば、あの時は、『そうか、そうだよな』なんて思ってたのに、
ちょっと時間が経ったら、もうもとの自分に戻っていた。
やっぱり35年間喪女をやっていただけある。
本当に自分に自信がないから、
すぐに『私ってダメ』モードになっちゃう。
「素直さんが・・・どう思ってるか・・・」
「うーん。私はその素直さんに直接会ったことないけどさ、
少なくとも、私ゃ、ゆらちゃんがそんなに好きになる人だったら、
きっと、その人、信じられる人なんじゃない?って思うよ。」
だって、私、ゆらちゃんのこと信頼してるもん。
なんて言う。
信頼している私が好きな人だったら、信頼できる・・・っていうのは、なんとなく理屈が通ってるような通ってないような感じだけど、えっちゃんの力強い言葉で言われると、なんとなくそうなのかな、なんて思えてきてしまう。
「私・・・どうしたらいいかな・・・?」
「そりゃ、行くしかないっしょ」
「行く・・・?」
「婚約は言い過ぎだけどさ、
よくよく知っといでよ、その彼ぴのこと。
固くならないでさ。
ご実家見て、一緒に暮らせそうかとか、考えたらいいよ」
そ、そっか・・・
そうだよね。
お呼ばれしたんだから、まずは行ってみればいいよね・・・
なんだか、顔立ちも言い方も、言ってる内容も全然違うんだけど、
巴さんから励まされたときみたいなあったかさを私は感じていた。
「それで、『やっぱ、いいな』と思ったら、
もう迷わずいっちゃいなよ」
恋愛も結婚も、勢いだって!
そんなふうに言って、えっちゃんは笑った。
食堂の窓の外は4月の晴れやかな空。
ゆーうつな月曜日はどこへやら。
もしかしたら、今日、この日こそ、私の人生の何かが、キリリと音を立てて動き始めた瞬間だった・・・のかもしれない。
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