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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第5章 別れのホームと初めての・・・
☆☆☆
「あ!軽部さん!」
そして、彼が出張に出発する金曜日。東京駅の八重洲口内で18時に私たちは待ち合わせをしていた。彼はJRで東京駅に来て、そのまま新幹線に乗るということだったので、私の方が入場券で中に入った形だ。
小さめのスーツケースを引いて、この間と同じシュッとしたコートをはおって現れた仕事モードの彼は、やっぱりなんというか・・・かっこよかった。
「お待たせしましたか?・・・すいません。わざわざお見送りに来てくれるなんて・・・」
「あ・・・う、うん。えっと、金曜日だし、もしできたら食事でもって思ってた・・・から?」
『から?』ってなんで疑問形なんだよ!と心の中でツッコミを入れる。
そもそも、こんな風に見送りに来るなんて想定外もいいところだった。えっちゃんに唆されてのことだったので、どうしても木に竹を接いだような不自然さが残る。
そうそう、結局、私が送ったラインはこんな感じだった。
『明日、もし出発が夜とかだったら、行っちゃう前にごはんとか一緒できませんか?
時間、教えてもらったら合わせます』
当初の『えっちゃん案』から比べれば、かなりシンプルになったとは言え、グイグイいっているのは間違いない。やっぱり・・・なんというか、私のキャラに合わないように思うから、どうしても挙動が不審になってしまう。
だけど彼の方から、
「丁度、俺も東京駅で夕食を食べてから行こうって思ってたんで、来てくれたのは嬉しかったです」
なんて言われたので、やっと、少しホッとできた。
さて、お店に向かおうという段になって、どうしようと思った。
実は、ここに至るまでにお店についてはすり合わせしきれなかったのだ。集合時間や場所を決めるので精一杯だった。
「ええと・・・どこに行きましょう?」
そんな風に聞いてみると、彼の方から寿司屋を提案された。
え?お寿司・・・と思い、お恥ずかしながら懐具合を心配してしまった。
もしかしたら、ちょっと顔に出てしまったのかもしれない。彼が慌てて、『今日は俺の奢りです』と言ってくる。
「あ!軽部さん!」
そして、彼が出張に出発する金曜日。東京駅の八重洲口内で18時に私たちは待ち合わせをしていた。彼はJRで東京駅に来て、そのまま新幹線に乗るということだったので、私の方が入場券で中に入った形だ。
小さめのスーツケースを引いて、この間と同じシュッとしたコートをはおって現れた仕事モードの彼は、やっぱりなんというか・・・かっこよかった。
「お待たせしましたか?・・・すいません。わざわざお見送りに来てくれるなんて・・・」
「あ・・・う、うん。えっと、金曜日だし、もしできたら食事でもって思ってた・・・から?」
『から?』ってなんで疑問形なんだよ!と心の中でツッコミを入れる。
そもそも、こんな風に見送りに来るなんて想定外もいいところだった。えっちゃんに唆されてのことだったので、どうしても木に竹を接いだような不自然さが残る。
そうそう、結局、私が送ったラインはこんな感じだった。
『明日、もし出発が夜とかだったら、行っちゃう前にごはんとか一緒できませんか?
時間、教えてもらったら合わせます』
当初の『えっちゃん案』から比べれば、かなりシンプルになったとは言え、グイグイいっているのは間違いない。やっぱり・・・なんというか、私のキャラに合わないように思うから、どうしても挙動が不審になってしまう。
だけど彼の方から、
「丁度、俺も東京駅で夕食を食べてから行こうって思ってたんで、来てくれたのは嬉しかったです」
なんて言われたので、やっと、少しホッとできた。
さて、お店に向かおうという段になって、どうしようと思った。
実は、ここに至るまでにお店についてはすり合わせしきれなかったのだ。集合時間や場所を決めるので精一杯だった。
「ええと・・・どこに行きましょう?」
そんな風に聞いてみると、彼の方から寿司屋を提案された。
え?お寿司・・・と思い、お恥ずかしながら懐具合を心配してしまった。
もしかしたら、ちょっと顔に出てしまったのかもしれない。彼が慌てて、『今日は俺の奢りです』と言ってくる。

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