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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第5章 別れのホームと初めての・・・
そこに並ぶ、ツヤツヤのネタのお寿司たち。

しゅごい・・・トロ・・・いくら・・・えんがわ、甘エビ、ハマチに・・・う、ウニまで!!

ずらっと九貫ならんだ寿司オールスターに私の目はあっという間に奪われてしまった。
そして彼は日本酒も頼んだらしく、一合徳利がひとつとおちょこがふたつ運ばれてきた。

寿司を前に、互いにおちょこにお酒を注ぐ。

「乾杯しましょう」
ひょいと彼がおちょこを上げるので、私もそれに倣った。

「ええと・・・出張、お疲れ様で?」
「まあ、それでもいいですが、俺としては・・・」

んんっ!と・・・なにかを言いかけた彼が、咳払いをする。

「あ、ええと、じゃあ、それで・・・うん。」
というわけで、結局は『出張、気をつけていってらっしゃい』の乾杯ということになった。

「いってらっしゃい」
「行ってきます」

おちょこはぶつけるものじゃないっぽいので、少し上に掲げるようにして、それから口に運んで、くいっと一口。きつい感じではない、まろやかな風味の飲みやすいお酒だった。

「おいしい・・・」
思わず言ってしまう。そんな私を見て、彼が目を細めて笑ったような気がした。

お寿司なんて久しぶりなので、どれから食べようかと目移りしてしまう。
迷った挙げ句、とりあえずいくらから食べることにした。

いや、私だって一応、グルメ漫画の知識だけど、お寿司が白いものから食べるとかっていうのは知ってる。知っているが、やっぱりこのツヤツヤしたいくらが美味しそうで、それから食べたくなってしまったのだ。

ちなみに彼はマグロからいってた。
彼も欲望に忠実に、好きなものから食べる主義らしい。

「んん〜!おいしい!!」
「マグロもすごいおいしい・・・。ここ、マグロが有名らしいから。もし足りなかったら、この『お決まり』のマグロ三貫を頼んでもいいけど」

ひえええ!それって一皿で2000円するやつですよね!?
心の中で震え上がる。
必死に動揺を顔に出さないようにしつつ、丁重にお断りする。
これ以上奢ってもらったら心臓に悪すぎる。

ちょっと話題を変えよう。

「お仕事で出張ってあるんですね」
「ああ、結構頻繁に・・・。仕事自体は結構すぐ終わるんだけど、接待やら何やらで何日かかかったりすることも多くて」
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