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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第6章 女の約束と男の気持ち
【女の約束と男の気持ち】

キスしちゃった・・・。

カッと顔が紅潮する。唇はなんだか、そこだけ別の生き物みたいに熱くなっている。
なんだか、恥ずかしいような、切ないような感じがして、私はベッドに突っ伏して、枕に顔を押し当てたりした。

1月23日、金曜日の夜。岸田さんを東京駅で見送ったとき、私は彼にキスをしてしまった・・・らしい。

らしい・・・って、多分、きっと、自分からしてしまったのだ。
酔っていたから、なんて言い訳できない。
日本酒半合ほどで、そんなに前後不覚になることなんてありえない。

気持ちが、抑えられなかったのだ・・・。

そして・・・そして・・・
岸田さんから
ぎゅってされて、キスを、された。

腕を回されたときの温かさ、
顔が近づいた時、肌にかかる息の感じ、
触れた唇の柔らかさ

その全てを、心地良く感じてしまう。

キスって、こんな気持ちよかったっけ?

私、前にキスしたのっていつだっけな、と思って、それがだいぶ前、しかも、大して好きでもなかった人とのキスだったことを思い出した。

また、できるかな。

『俺も、約束』って言ってくれたから、また、お出かけしてくれたりして・・・。そもそも、あれって、お付き合いしましょうってことで・・・いい・・・のかな?

うつ伏せた顔をあげて、そっと唇を指で触れてみる。
好きですって言われて、キスをされて、また会う約束をした。ちょっと照れたようでもあったけど、すごく真剣な顔だった。

これ、大丈夫だよね?

そうは思うのだけど、すぐに弱気な私が頭をもたげてくる。『私でいいのかな』って。
不安なのだ。要するに。

小説の男女ってどうやってお付き合いを始めるんだろう?
そういや自分の小説でも、その『馴れ初め』みたいなのをきちんと書いたことがない・・・気がする。

思い出してみる。

例えば、出会い系で見つけた男性と意気投合して、趣味の話からあっという間に体の関係に・・・。
例えば、家の前にうずくまっていて、ご飯を食べさせてもらったことをきっかけに帰らないと言い張って同棲が始まって・・・。
幼名馴染みで?もとから好きあってて・・・
神社で突然イケメン妖怪に声かけられて?
もともとドSの男が手練手管で女性の調教を始めて・・・

あああああ・・・・
参考にならねぇ!
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