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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第7章 名前呼びとすれ違い
☆☆☆
【一方、同日、昼間の素直くん】

にへら・・・

頬が緩む。それに気づくと俺は、慌ててムンと口元に力を入れる。しかし、作業の合間とか、ちょっと気が緩むとまたしても顔の筋肉が弛緩してしまう。

原因は分かっている。

事故とは言え、告白が成功し・・・彼女が・・・、とうとうこの俺にも彼女ができたのだ。
しかも、年下で、超可愛い。

こんなことが起こっていいのだろうか?
もしかして夢なんじゃないかと、本気で頬をつねりたくなった。

でも、何度朝起きてもやっぱり(家宝の)お守りは手元にあるし、彼女とのラインのやり取りはしっかり俺のスマホに残っている。

朝はおはよう
夜にはおやすみなさい

そんなやり取りがなんだか、楽しい。
毎週のデートも定番になりつつある。

これは・・・これはもしかして・・・俺も・・・け・・・結婚・・・できるのか!?

そもそも、結婚については40になった時点で諦めていたところがあった。
俺もコンサルの端くれだ。データでものを考える。

男の初婚年齢の平均は31.1歳、最頻値は27〜8歳だ。つまり、40歳で結婚している人はいるが、それは✕1・・・つまり再婚者がほとんどである。

要するに40になって一度も結婚したことがない男は、そのまま生涯独身である可能性が著しく高いわけだ。俺の年齢から考えると、この時点ですでに結婚は、来世に期待である。

そんなわけで、今住んでいるタワマンも買ってしまったわけであるが・・・もしかして、もしかすると、この俺でも、今生で結婚のチャンスが!?

そう思うと、顔がほころぶのもいたし方ないと言わざるをえない。

「お昼、行ってきまーす」
同僚の山下がオフィスから出ていく。その声でふと我に返った。時計を見るとすでに12時を回っていた。

おっと、もうこんな時間か・・・。
俺も昼にするか。

とは言っても、午後イチでオンラインミーティングが入っているので、今日の昼はコンビニで買ってきたサンドイッチだ。休憩室のサーバーでコーヒーを淹れ、適当な席に座る。すると、少し離れたところで4人がけで座っている30台くらいの女子社員たちの他愛もないおしゃべりが聞くとはなしに聞こえてきた。

どうやら、そのうちのひとりが、年上の男性に迫られて困っているという話のようだった。
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