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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第7章 名前呼びとすれ違い
ちーん

そんな事を考えている内にエレベーターは目的の階に到着する。
今日、選んだ店は中華料理店である。夜景を見ながらの本格中華、しかも料金はリーズナブル・・・。
我ながら、このチョイスは完璧・・・だと思う。

「わあ!」
案内された席の横、足元までの大きな窓から見える景色を見て、彼女が感嘆の声を上げる。

嗚呼・・・。
報われた。

密かにテーブルの下で俺はガッツポーズをする。そして、窓の外を見て目を輝かせている彼女を見て、やっぱり可愛いなと思ってしまっていた。

「あの・・・軽部さん注文なんですが、まだ頼んではいないんです。一緒に決めようかなと思って・・・どうしますか?」

そうは言ったが、この店では単品で頼むか、コースで頼むかである。そして、この店、この立地にして、ディナーの料金は3500円とお得になっている。これを頼まない手はない。実は5000円で飲み放題にもできるのだが、敢えてそれは選ばないのが吉だ。

なぜなら、女性は警戒心が強い生き物だからだ。お酒をたくさん飲ませようなどという下心丸出しのシチュエーションでは、返って防衛的になってしまうものなのだ。これぞ、

女心第四条『女性は下心がなさそうな、グイグイ来ない男性に逆に惹かれる』

である。そして同時に、金銭感覚がしっかりしていることもアピールできる。女性は家庭を維持できないような男とは付き合わないのだ。

堅実な生活感覚、かつ、下心なくスマートな配慮・・・!

やはり、完璧・・・ではないだろうか?

「えっと・・・じゃあ、このコースにしましょうか・・・飲み放題で」
「え?」

思わず言ってしまった。
飲み放題?
ま・・・まあ、いいのかな。彼女が言う分には・・・。

「あ・・・駄目ですか?」
「いや、いいんじゃないですかね・・・はは、ここ、お酒もおいしいんですよ」

注文すると程なくして、お酒のメニューが運ばれてくる。
俺は紹興酒を、そして、彼女は桂花陳酒のロックを頼んでいた。

かんぱーい

俺が紹興酒を舐めている間に、彼女がくいっと桂花陳酒を空ける。

「の・・・飲みますね?」
「はい・・・なんだか飲みたい気分で・・・はははは・・・」
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