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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第7章 名前呼びとすれ違い
この時点でかなり出来上がってしまっていたふわふわとした私の脳内は、その思考で一気に染め上がってしまった。

言うなら、早く言って欲しい♡
わらし・・・待ってるよ?
あなたがそう言ってくれたら・・・
そしたら私は超ハッピーなのらから♪

そんな気持ちだった。

ところが、その後、驚くことが起こった。

どぼぼぼぼぼぼ

彼が突然、手にした紹興酒の徳利の中身を全て水を飲む用の大きめのコップに注ぐと、それを一気に飲み干したのだ。

ええええっ!そんなに飲んで大丈夫なのぉ!?

その光景に驚いた私は、思わず声を上げていた。

『す、素直さん!?』

あ・・・言えた。

やっぱり酔っているからだろか。
怪我の功名かもしれない。

するりと、言葉ができた。

そして、一旦出てくれば、それはなんのことはない、と思えたのだ。

言えたよ、素直さん!
私、言えた!
これなら名前呼び・・・大丈夫らよ!!

そんなふうに喜んだ瞬間。
彼が机の上に土下座をして叫んだ。

「俺!・・・臭くてすんません!」

は?

その言葉は、私のこれまでの思考回路を遥かに凌駕していた。

私は、混乱した。
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