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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第7章 名前呼びとすれ違い
☆☆☆
あああ・・・そうだった・・・なんかレストランで急に素直さんが『臭くてすんません』って・・・そう言って・・・んで・・・そう言ったあと・・・どうなったんだっけか?
再び私の心が、昨夜の記憶をたどり始める。
そうだ、あの時すでに飲みすぎていた私は、ふらふらってして、倒れそうになったんだった・・・。
☆☆☆
「だ、大丈夫ですか?」
「ら・・・らめかも・・・」
彼に体を支えてもらいながら、私はなんとか歩いている状態だった。レストランで水を飲ませてもらい、一回はお手洗いに連れて行ってもらったが、やっぱり吐き戻すことはできなかった。
「ちょ、タクシー呼びますからね?」
「あーい・・・」
もうぐでぐでである。
最初に桂花陳酒のロックなどという強い酒を呷ったのがいけなかった。
あれが徐々に効いてきて、更に追い打ちをかけたものだから、最後の方では私の身体が受け付けられるアルコールの許容量を超えてしまっていたのだ。
肩を貸してもらいつつ、なんとか表通りに。
『ぐでたま』みたいになっていた私であったが、外のひんやりとした空気に触れたせいか、少しだけ気分が良くなった。
このとき、私はさっきのレストランでのことを思い出していた。
そう言えば・・・『臭い』とか言っていた?
んー臭いかなあ?
そう、私は酔っていたのだ。
そして、酔っている私は異常に甘えん坊になる癖があった。
ましてやこのとき一緒にいたのは、私の彼氏である。
もう、止まることなどなかった。
なんらこれ・・・わらし、素直しゃんにはベタベタし放題じゃん。
なんて思ってしまった私は、試しにと、お鼻を近づけて、彼の身体をスンスン匂ってみたりした。
ううん・・・ふんふん
すんすん・・・
胸元にしても、首筋にしても、別に嫌な匂いなんてしない・・・そう思う。
むしろ、男の人のなんというか・・・良い匂いがするよ?
「ちょ・・・何してるんですか!?」
私がスンスンしているのに気づいたのか、彼が身をよじろうとしたので、私はぐっと腕に力を込めて彼の身体を抱き寄せるようにした。
「らめ!・・・もうちょっと・・・においさせて!」
「え・・・?俺、臭くないんですか?」
「れんれん・・・くしゃくない!素直しゃんは・・・いい匂いらよ?」
あああ・・・そうだった・・・なんかレストランで急に素直さんが『臭くてすんません』って・・・そう言って・・・んで・・・そう言ったあと・・・どうなったんだっけか?
再び私の心が、昨夜の記憶をたどり始める。
そうだ、あの時すでに飲みすぎていた私は、ふらふらってして、倒れそうになったんだった・・・。
☆☆☆
「だ、大丈夫ですか?」
「ら・・・らめかも・・・」
彼に体を支えてもらいながら、私はなんとか歩いている状態だった。レストランで水を飲ませてもらい、一回はお手洗いに連れて行ってもらったが、やっぱり吐き戻すことはできなかった。
「ちょ、タクシー呼びますからね?」
「あーい・・・」
もうぐでぐでである。
最初に桂花陳酒のロックなどという強い酒を呷ったのがいけなかった。
あれが徐々に効いてきて、更に追い打ちをかけたものだから、最後の方では私の身体が受け付けられるアルコールの許容量を超えてしまっていたのだ。
肩を貸してもらいつつ、なんとか表通りに。
『ぐでたま』みたいになっていた私であったが、外のひんやりとした空気に触れたせいか、少しだけ気分が良くなった。
このとき、私はさっきのレストランでのことを思い出していた。
そう言えば・・・『臭い』とか言っていた?
んー臭いかなあ?
そう、私は酔っていたのだ。
そして、酔っている私は異常に甘えん坊になる癖があった。
ましてやこのとき一緒にいたのは、私の彼氏である。
もう、止まることなどなかった。
なんらこれ・・・わらし、素直しゃんにはベタベタし放題じゃん。
なんて思ってしまった私は、試しにと、お鼻を近づけて、彼の身体をスンスン匂ってみたりした。
ううん・・・ふんふん
すんすん・・・
胸元にしても、首筋にしても、別に嫌な匂いなんてしない・・・そう思う。
むしろ、男の人のなんというか・・・良い匂いがするよ?
「ちょ・・・何してるんですか!?」
私がスンスンしているのに気づいたのか、彼が身をよじろうとしたので、私はぐっと腕に力を込めて彼の身体を抱き寄せるようにした。
「らめ!・・・もうちょっと・・・においさせて!」
「え・・・?俺、臭くないんですか?」
「れんれん・・・くしゃくない!素直しゃんは・・・いい匂いらよ?」

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