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甘い飴と甘い鞭
第2章 慰安
「んじゃ、行ってくる。遅くなると思うから、先寝てろな」
「わかった、いってら」

その言葉一つで、ピンと来る。
夜街に女を買いに行く日なんだ。
女がいないと耐えられないそのくせ、女とつるむのが嫌な男。
革靴を靴ベラで履く、ジェイのネクタイがほんの少し曲がっているのに気づいて、放っておけばいいのにおれの手はアイツの首元に伸びた。
うれしそうに、ジェイが口の端を持ち上げるのが何故だか憎らしい。

「土産、買ってきてやるから。拗ねるなよ」
「ンなもんなくても拗ねるような年じゃねーよ」

何もかもを見透かしたように目を細められて、いよいよむかついたおれはジェイを睨み上げるのでいっぱいいっぱいだ。
暮らし始めて半年だ。だけどおれは未だに馴染めないままでいる。
手をひらりとさせて扉向こうに消えていくジェイを見送ったら、ため息が出た。
おれも、学校に行かなくちゃ。
気持ちを切り替えたつもりで、そのままリビングに踵を返した。
アイツがそうなら、おれもそう。おれにだって、慰安は必要なんだ。



夜、おれはカバンを放り出してソファで両足を広げていた。
両目をすっかり閉ざした闇の向こう、あの人を想う。
あの人がそうしたように、きつく、強く乳首を摘まみ上げる。

「ひ……ぅ、うン」

声を漏らすなと言っただろ。そんな幻聴さえ耳元で甘く聴こえるようで、おれは浅くいっぱい息を吐き出した。
あの、撫でるような優しい鞭先、冷たい鎖の音、低く笑う声。
思い出すだけで、性器の先に蜜が滲む。
おれは堪らずその蜜口に指先を触れさせる。甘い痺れが背中を走った。
そのまま、扱き上げてしまいたいのを必死に堪えて、捲り上げたシャツを嚙む。
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