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乳牛メイドのホルスタイン あの、かけがえのない日々のこと
第1章 プロローグ 思い出の日々
「ホルスタインとお呼びください。気になるようでしたらおじい様に聞けば教えてくださいますよ」
「そうなの? でもすっごくきれいななまえ! きれいなおねえさんにきれいなおなまえ!!」
ホルスタイン、ホルスタインと私の種族名を何度も口に出して喜ぶ彼に、私は胸が一杯になって彼の小さな身体を両腕でぎゅっと抱きしめた。
透き通るような金色の髪を右手で撫でると彼も私の肩まで届く紫色の髪を両手でくしゃくしゃと撫で回して、私はこの瞬間だけ彼と一体になったような心地よさを味わった。
これからの私の人生はこの少年のためだけにあるのだと確信して、その時から私にとって彼は唯一無二の存在になった。
そして、私もいつか彼にとって唯一無二の存在になりたいと思った。
この大陸に古くから名を残す貴族、ランバート家。
その当主が暮らす大豪邸から道を隔てて建てられた、この小さな邸宅。
私と「坊ちゃま」が共に日々を暮らし、思いを交わし、愛を重ねた大切な場所。
あの、かけがえのない日々のこと。
「そうなの? でもすっごくきれいななまえ! きれいなおねえさんにきれいなおなまえ!!」
ホルスタイン、ホルスタインと私の種族名を何度も口に出して喜ぶ彼に、私は胸が一杯になって彼の小さな身体を両腕でぎゅっと抱きしめた。
透き通るような金色の髪を右手で撫でると彼も私の肩まで届く紫色の髪を両手でくしゃくしゃと撫で回して、私はこの瞬間だけ彼と一体になったような心地よさを味わった。
これからの私の人生はこの少年のためだけにあるのだと確信して、その時から私にとって彼は唯一無二の存在になった。
そして、私もいつか彼にとって唯一無二の存在になりたいと思った。
この大陸に古くから名を残す貴族、ランバート家。
その当主が暮らす大豪邸から道を隔てて建てられた、この小さな邸宅。
私と「坊ちゃま」が共に日々を暮らし、思いを交わし、愛を重ねた大切な場所。
あの、かけがえのない日々のこと。

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