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乳牛メイドのホルスタイン あの、かけがえのない日々のこと
第2章 第1話 温かい右手
「坊ちゃま、大好きです……ごめんなさい、今はそんなことはいいのです。ほら、気持ちよくなってください……」
「あ、あ、あああ……ホルスタイン、ぼくもホルスタインのこと大好きだよ……ああっ……」
「こうなってしまった時は……こうやって落ち着かせるんですよ……」
「ホルスタインの右手、すっごくあったかいよ……あ、あ、ああああああああっ!!」

 坊ちゃまへの愛しさで胸が一杯になり、私は許されないことだと思いつつも坊ちゃまの真っ白な首筋を唾液で濡れた舌でぺろりと舐め上げた。

 その瞬間に坊ちゃまの脳天を絶頂が突き抜けて、屹立していたその先端から若々しい半透明な液体が勢いよく飛び出した。

 粘性を持った液体はお風呂場の床にどろどろと降り注いで、坊ちゃまは全身を脱力させながらも自分の体内から放出された大量の液体を驚いた表情で眺めていた。


「あ、あ、あ……ぼくのおちんちんから、変なのが……ぼく病気なの……?」
「いえ、これは病気ではありません。……ですが、ちゃんと出さないと身体によくないものです。次からは自分でこうやって出してくださいね」
「うん……ホルスタイン、ぼくこれでやっと変な気分じゃなくなったよ。……またこうなっちゃったら、教えてもらってもいい?」
「ええ、慣れるまでは何度でもお手伝いしますよ。でも、いつかは一人でできるようになりましょうね」
「ありがとう。……ホルスタイン、ぼくホルスタインのこと大好きだから」

 私もですと言ってあげたかった。いや、言いたかった。

 でも、半亜人の私が貴族の少年にそのような想いを伝えることは許されない。


 少しずつ冷えていく浴室の床で彼の小さな身体を背中からぎゅっと抱きしめながら、私は今この時間が永遠に続いてほしいと思った。
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