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センセイと課外授業
第9章 ハツカレ?

思わず目を逸らすと、先生に顎を掴まれた。
「なっ、せ、センセっ⁉︎」
「なんだよ…?」
ゆっくり顔が近づいてくる。
(も、もしかして…キ…)
唇が触れそうになり、私は咄嗟に目を閉じた。
しかし、
「…キスされるとでも思った?」
「え…?」
目を開けると、先生がにやりとして私の鼻をつんっと突いて離れた。
「なっ…」
顔が熱くなってきて思わず先生の胸を押すと、笑いながら机の上のプリントを掴んで目を通し始めた。
その様子を呆然としながら見つめていると、先生が顔をこちらに向けた。
「顔まだ赤いぞ。」
「だっ、だって!!」
「お前さぁ…」

