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第3章 お仕置き

そして私の方に向きなおると、顔を輝かせていった。

「佳奈、予習って何!?あんたいつから勉強に目覚めたのよ～」

「り、利香っ..」

（やばいい～!!）

先生の目が私に向かう..

「今からするんでしょ?利香もしようかなっ!」

「..ふ～ん..」

「う..」

ゆっくりと顔をあげると、ニコニコしている先生と目が合った。

「....じゃあ私はこれで。」

先生は利香に笑いかけると、私たちに背を向けた。

（バレた....絶対バレた..問題集回収されなかったもん..やばい怖い....!）

私は結局、休み時間を使って友達に協力してもらって答えを埋めた。

そして放課後ー
重い気持ちで理科室の扉をあけたのだった。