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センセイと課外授業
第6章 課外授業③
チラリと先生の下半身に視線を移すと、先生がまたフッと笑った。
「しゃぶってくれるのか?」
「ば、ばか!」
私は制服に腕を通しながら先生から目を逸らした。
「嘘だよ。気にすんな。俺はそこらの男子高校生よりは自制心も理性もある。」
そういって近づいてくると、先生は私の頭の上に手を置いた。
そしてゆっくりと撫でる。
(気持いい…)
先生を見上げると、優しい瞳が私に向けられていてちょっとドキッとした。
「まあ教えてほしいなら教えてやるけど。」
「ばーか。」
先生はぐしゃっと私の頭を掴むとそのままキスした。
さっきみたいな舌を絡めるようなのではなくて、チュッとした軽いキス。
なんとなく私はそれに優しさを感じて動悸が治まらなかった。