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センセイと課外授業
第8章 家庭訪問
(だって…特別授業はともかく、えっちだってまだ最後まで教えてもらってないし…それとも私に触るのが嫌とか?他の子で手が一杯なのかな…)

「何考えている?」

「…」

先生は立ち上がると、私のそばに来た。
ふと顔を上げ目を閉じると、先生の気配が顔の近くに…

「…簡単に要点をまとめたノート、作ったから。」

「え…」

先生の気配がなくなり、目を開けるとノートを持って先生が目の前に立っていた。
差し出された大学ノートを受け取り、なんだか拒絶されているような気分になって悲しい。

「じゃあもう帰れ。」

「…はい。ありがとうございました。」

私は背を向けた先生に小さく頭を下げて、荷物を急いで片付けると逃げるようにして部屋を出た。




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