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夜来香 〜若叔母と甥、禁忌の果て〜(改訂版)
第19章 懺悔

【甥っ子としては好きなんだろ……別にカテキョ以外でも会いに来てくれたっていいじゃないか…】

ショーツは回収されて次をもらっていない。
叔母を感じるものが手元に何もなかった。
絵を描く気にもならない。
勉強もしたくないと、ふて寝を決め込んだ。




新田と川上との会合はとても充実したものだった。 姉からもう一週休みを貰いたいとの連絡も素直に承諾した。
別に陽翔のことがどうでもいいというわけではない。
だが熱も下がって学校にも行けるようになると言われると一安心だった。

それよりも正直今後のことだ。
新しく自分達で会社を立ち上げる。
川上は…『もう退職願いを出していいですよね…』と笑顔で煽る始末だった。

【私が代表の…私達の会社……】

生半可な覚悟じゃ務まらない。
性根を据えて取り組まなければならないと覚悟を決めていた。

【家庭教師…続けられないよな……】

元々無職だからと頼まれた依頼だった。
週一とはいえ、きっと難しくなるだろう。

【陽翔の気持ちにはやっぱり……】

自覚した気持ち…。
一度は本気で伝えたいとも思った。
でも、陽翔に会えない時間は、冷静さを取り戻させていた。

【叔母と甥っ子が真剣に付き合うなんてね……】

堂々巡りだとは解っている。
それでもやはり答えは同じところに行き着いた。

【うまくいくわけない…きっと陽翔を苦しめる……】

それに今後、大きな責任が課せられる。
信じてくれる仲間より自分のことを優先などできやしない。
それが答えだった。

【蓋をしよう……陽翔にはきっと恨まれるだろうな……】

初体験を私としたことを後悔するのかもしれない。
でも、きっと思い出にしてくれる。
どのみち、都合よく考えるしか今の結奈にはできなかった。
だから、陽翔に会いに行く決心がつかないまま…起業に向けての作業に集中していった。


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