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夜来香 〜若叔母と甥、禁忌の果て〜(改訂版)
第19章 懺悔
「ねぇ、高校生の男子って何を貰ったら喜ぶのかな……」
新田達とはできる限り毎週末集まることにしていた。
ミーティングと称したカフェでの集まりの後、結奈はふとそんなことを二人に切り出した。
食らいついたのはやはり新田だった。
「何ですか?…若いツバメでも飼ってるんですか?……」
「お前、いくつだよ……違うって…仕事してない間、甥っ子のカテキョしてたんだけど……こっちが忙しくなるから最後に何かプレゼントでもしてやろうかなって……」
「そりゃ、最後にさせてやったら死ぬほど悦ぶんじゃないですか……」
【それはもうしてやったよ……】
新田の言葉に突っ込んだのは冷静沈着な川上だった。
「バカなの?……」
「ほんとだよ……」
「ひっどぉい……」
三人で顔を見合わせて笑っていた。
後日、結奈は姉に近況報告と断りに出かけた。
陽翔が学校でいない時間を狙って…。
新しく仕事を始めようということ。
仲間と一緒に会社を立ち上げるということ。
だから、家庭教師は続けられないということを話した。
姉の反応は正直意外だった。
「週一だけでしょ、なんとか続けられない?…陽翔があんなに勉強頑張ってるのは結奈のおかげじゃない……忙しいなら定期テストの直前だけでも……いきなり辞めるなんて、陽翔が可哀想よ……」
とても息子の成績を維持させたいだけの熱量には感じられなかった。
「陽翔は大丈夫だよ…姉さんが思っているよりあの子はずっと賢いよ……それに…忙しくなってドタキャンとか増える方が混乱させるよ……」
「すぐ辞めちゃうの?……」
「うん、ずるずるしたくはないから…次を最後にさせてもらおうと思ってる……陽翔にもちゃんと話しをするから……」
「でも……」
姉は渋々了承してくれた。
「そろそろ帰って来るでしょ?…今日は会わずに帰るね……」
姉の家を後にしたのは、平日のまだ明るい時間。
いつも通りにバスで駅へと向かった。

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