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夜空に煌めくアラベスク
第4章 かに座の女

「驚きました?
野球部のエースという立場は意外とモテるんですよ
キスを奪った女の子は、優に50人は越えてます。
もちろんキスだけじゃないですよ。アッチの方だって30人くらいの女と寝ました」

まさか、そんな…
成美だって、学生時代にそれなりに経験してきた。しかし、片手ほどの人数だったので、誠也くんの足元にも及ばない。
それに、成美の場合、遊びではなく真剣に交際していて結婚まで意識していたのに、すべてご破算になった。

成美をふった男達は、みな成美のベッドの中での振る舞いに嫌気がさしたという。

どうも医学部であるというプライドが邪魔をして、成美はベッドの中でも男に指図する癖があったようで、男に自由に抱かせないという態度が鼻持ちならないと、成美から離れていった。

『誠也くんとなら…結婚を前提にしたお付き合いじゃなく、フランクにベッドイン出来るかもしれない…』

そんな成美の下心を知ってか知らずか、再び優しく唇を重ねて、舌を絡めたり、耳たぶと首筋を軽く唇全体で、熱く柔らかな粘膜の感触と、舌先の微妙な刺激を与えてくれた。

『君はどんな風に私を愛してくれるのかしら?』

いつもの癖で、成美の表情は男を試すようになっていた。
目を閉じてソフトな感触を集中しながら誠也くんの愛撫を体に吸収しようとしていた。

誠也は、成美には気付かれないように、ベルトを外しゆっくりとファスナーを降ろして、下着から既に硬く反り返り、先は透明な溢れだした液でぬるぬるとして、いやらしく光っている熱い肉棒を引き出して、次の準備をしていた。
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