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美咲と雪乃
第20章 雪乃と細川【後篇】
一見、変わらない我が家。
まだ20分程前に出たばかりの風景だが玄関は僅かに開いていた。
「どうした?寝室に行きなさい」
「………」
細川に促されるまま居間に入ると寝室の方から発情期の猫の叫ぶような甘ったるい声が漏れ出ている。
……そして、その声は母親によく似ている様にも聞こえる。
(…な、何?この声?)
寝室の襖を僅かに開けて中を見ると、初めて見る雪乃にとって異様な場面が瞳に映る。

其処にはブラだけを身に付け裸になった母親が男の上に騎乗位で跨ぎ喘ぎながら、口ではもう1人の男根を咥えこんでいたのだ。

「ああ!はぁん!あん!あ、あん!あん!」
襖越しでも漏れ出る…、初めて聞く、男を唆らせる甘い喘ぎ。
腰の上で自ら動き恍惚な表情で悶える母親に雪乃は思わず釘付けになってしまう。
「アイツら、上手くヤってるな」
細川は、そう言いながら背後から雪乃の胸を服の上から触る。
「ちょっ!」
ハッと我に帰った雪乃は触れる手を払おうとするが、細川は其れを制する。
「声や物音を出すと気付かれるよ。いいからお母さんの姿を見ておきなさい」
従う訳ではないが、雪乃は美咲の痴態に再び目を向けてしまう。
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