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推しの強姦魔
第1章 ①
「う。。う。。ひっく。。。うう。。。」

泣きじゃくる女の子の目の前に座る刑事は、ボックスティッシュから一枚抜き取り

「ほら、涙を拭いて」

「ありがとうございます」

差し出されたティッシュをつまみ、涙をぬぐう。

「じゃあ、状況を聞かせてもらおうか」

刑事はiPadの画面にスタイラスペンの先をチョンとつけた。

「君は男五人に襲われた。つまり、強姦。。。」

「い、いきなりそんなこと聞かれるんですか。。。?私、まだこんな状態なのに?」

刑事はため息をつき

「それじゃ、いつになったら話してくれる?」

丸めたティッシュをテーブルの端に置き

「泣き止んでから」

刑事は丸められたティッシュをゴム箱に投げ入れ

「わかった」

背もたれに寄りかかり、腕組みをする。

刑事は目を腫らした女の子をジッと見つめていた。

女の子は上目で刑事と目を合わせ

「そんなに怖い顔で見ないでください」

刑事は女の子の方に身を乗り出し

「もういいか?」

「何がですか?」

「状況説明だよ」

「私、まだ泣いてる途中です」


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