この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
『間違い』電話
第6章 『接近』
部屋に入れない方がいい…。


でも…マイクロSDを受け取れるチャンスだ…多分、尚子だってそれを解っている筈だ。


「待ってて…開けるから…」


『うん!』


はぁ…。


重い溜め息を吐いた。


ガチャリ…ドアを開けた瞬間


「賢さん!大丈夫?心配だったぁ~」


尚子は俺に飛び付いてきた。 


「ちょっと!」


慌ててドアを閉める。


昼間とはいえ、誰が見てるか解らないだろ!


「何で…知ってるんだよ」


尚子は胸に頬を擦り寄せて


「麻里さんが、今朝話してたからよ」


予想通りの事を言ってきた。


「だからって…わざわざ来ることなかっただろ」


「え…だって…心配じゃない…」


不思議そうな顔をして、俺を見上げる。


あぁ…尚子に常識は通じない。


「解ったから…SD…渡してくれるんだろ?」


ニッコリ笑って尚子は


「賢さん!お昼食べた?しっかり食べて栄養付けないと!作ってあげるね!」


俺の言葉を無視して、靴を脱いで部屋に上がり込んだ。


/611ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ