この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
『間違い』電話
第6章 『接近』
「尚子…さんっ…」
ガバッ!
目を見開いて、一気に上体を起こした。
「ふふ…そうだよ~間違わないでね~」
「あっ…ごめん…」
謝る必要あるのか?
「出来たよ!お粥と、簡単なものだけだけど…」
「有難う…」
さっき持ってた鍋からお粥を装い、息を吹き掛ける。
匙を俺の口元に運び
「賢さん…はい!あ~ん!」
「え…自分で食べれるから…」
身を少し退くと
「あ~ん!してっ!」
尚子は強く言ってきた。
仕方なく口を開ける。
「…あ……」
「うふふ…」
口の中にお粥が入れられる…。
「美味しい…かな?」
心配そうに覗き込まれたが
「あぁ…旨いよ…」
そうなんだ…尚子の料理は、結構美味しい。
ただのお粥なのに、なんだかやたら旨く感じてしまった。
ガバッ!
目を見開いて、一気に上体を起こした。
「ふふ…そうだよ~間違わないでね~」
「あっ…ごめん…」
謝る必要あるのか?
「出来たよ!お粥と、簡単なものだけだけど…」
「有難う…」
さっき持ってた鍋からお粥を装い、息を吹き掛ける。
匙を俺の口元に運び
「賢さん…はい!あ~ん!」
「え…自分で食べれるから…」
身を少し退くと
「あ~ん!してっ!」
尚子は強く言ってきた。
仕方なく口を開ける。
「…あ……」
「うふふ…」
口の中にお粥が入れられる…。
「美味しい…かな?」
心配そうに覗き込まれたが
「あぁ…旨いよ…」
そうなんだ…尚子の料理は、結構美味しい。
ただのお粥なのに、なんだかやたら旨く感じてしまった。