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『間違い』電話
第7章 『誤想』
ゾクリ…
その目が余りにも冷たくて…鳥肌が立つ。
「これだけで…私が持って来た理由になるの?何の根拠なの?」
確かにそうだ…でも、他に思い当たる節が無い。
カードにしても…
「君は…ベージュが好きそうだったから…」
「私が!ベージュ好き何て言って無いよ~」
「あぁ…でも、ベージュ色を良く身に付けていたから…」
「そうかな~何だっけ~?」
わざとらしい…。
「最初に会った時のワンピース…」
「うん…」
「内に来た時の…靴…」
「うん…」
そして…ベージュの…
黙った俺に、尚子は
「それだけなの~?」
「下着も…ベージュ…だったから…」
ニヤリと歪めて、口端を上げる。
「ふふっ!賢さ~ん、私の下着を覚えてるなんて…厭らしいんだぁ~!あははは~」
椅子の背凭れに寄っ掛かり、思いっきり仰け反って…
高らかに、笑われた。
その目が余りにも冷たくて…鳥肌が立つ。
「これだけで…私が持って来た理由になるの?何の根拠なの?」
確かにそうだ…でも、他に思い当たる節が無い。
カードにしても…
「君は…ベージュが好きそうだったから…」
「私が!ベージュ好き何て言って無いよ~」
「あぁ…でも、ベージュ色を良く身に付けていたから…」
「そうかな~何だっけ~?」
わざとらしい…。
「最初に会った時のワンピース…」
「うん…」
「内に来た時の…靴…」
「うん…」
そして…ベージュの…
黙った俺に、尚子は
「それだけなの~?」
「下着も…ベージュ…だったから…」
ニヤリと歪めて、口端を上げる。
「ふふっ!賢さ~ん、私の下着を覚えてるなんて…厭らしいんだぁ~!あははは~」
椅子の背凭れに寄っ掛かり、思いっきり仰け反って…
高らかに、笑われた。