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『間違い』電話
第2章 『密会』
「それはそうですよ…旦那さんが…ヒロミ…でしたっけ?」
『…っ…はい…。』
低い声が、耳元に響いた。
憎い女の名前には…怒りが湧いてくるんだな…。
俺と電話してるこの短い時間だけで…色んな顔を想像させる。
実際…どんな顔してんだか…。
「明日…明日のお昼なんて、いかがですか?」
思い立ったらナンチャラだ!
早速、明日で誘ってみる。
『あ…明日ですか…』
流石に、いきなり過ぎたか…。
「無理…ですかね。突然過ぎますよね…」
少し引いてみると…
『あっ…そんな…大丈夫…大丈夫です!』
随分と簡単に了承したな…それこそ大丈夫なのか?
「良かった!では、時間と場所ですが…ご都合がいい所とか有りますか?」
あっ…思えば家…近いのか?
『マサルさんの職場は…』
「そうでしたよね!都内なんですが…」
最寄りのターミナル駅を伝えると
『夫と…同じ場所…』
『…っ…はい…。』
低い声が、耳元に響いた。
憎い女の名前には…怒りが湧いてくるんだな…。
俺と電話してるこの短い時間だけで…色んな顔を想像させる。
実際…どんな顔してんだか…。
「明日…明日のお昼なんて、いかがですか?」
思い立ったらナンチャラだ!
早速、明日で誘ってみる。
『あ…明日ですか…』
流石に、いきなり過ぎたか…。
「無理…ですかね。突然過ぎますよね…」
少し引いてみると…
『あっ…そんな…大丈夫…大丈夫です!』
随分と簡単に了承したな…それこそ大丈夫なのか?
「良かった!では、時間と場所ですが…ご都合がいい所とか有りますか?」
あっ…思えば家…近いのか?
『マサルさんの職場は…』
「そうでしたよね!都内なんですが…」
最寄りのターミナル駅を伝えると
『夫と…同じ場所…』