この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
『間違い』電話
第12章 『遭遇』
味付けと言っても塩を入れるくらいしか分からなかったが、なんとかお粥は出来上がった。
寝室に行くと、尚子は布団を抱き締める様に丸まって眠っていた。
このまま寝かせておいた方がいいのかもしれないけど…
またお粥を温めるのも面倒かもしれないしな…
「尚子…起きれるか?」
「ん…ん〜」
少しの目を開けて、手で目元を擦る。
「まさ…る…」
「お粥…出来たから温かいうちに食べな…」
コクリと小さく頷いて、もぞもぞと起き上がる。
テーブルに調味料や、梅干しを置いておき
「後は自分で味付けして食って!」
笑顔で言うと
「ふふ…いただきます…」
弱々しく微笑んだ…。
寝室に行くと、尚子は布団を抱き締める様に丸まって眠っていた。
このまま寝かせておいた方がいいのかもしれないけど…
またお粥を温めるのも面倒かもしれないしな…
「尚子…起きれるか?」
「ん…ん〜」
少しの目を開けて、手で目元を擦る。
「まさ…る…」
「お粥…出来たから温かいうちに食べな…」
コクリと小さく頷いて、もぞもぞと起き上がる。
テーブルに調味料や、梅干しを置いておき
「後は自分で味付けして食って!」
笑顔で言うと
「ふふ…いただきます…」
弱々しく微笑んだ…。