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『間違い』電話
第14章 『魔性』

「宏実…その人…会った事があるの?」
宏実は、顔を逸らしながら目を少し伏せて
「賢さん…取り敢えず場所移動しません?」
ここだと、まだ店先だもんな…
何度も訪ねてくる俺を他の店員が、怪訝な顔で見ている。
「分かった…岩村と同じに思われたくないし…」
「あぁ…岩村さんだけじゃないのよ…」
ボソリと宏実が呟いた言葉をハッキリ聞き取れ無かったが…
今…岩村だけじゃないって聞こえた…。
花屋の界隈は如何わしい店が多い…
もしかしたら、昼間から酔っぱらってる奴とかいそうだし…。
宏実は、顔を逸らしながら目を少し伏せて
「賢さん…取り敢えず場所移動しません?」
ここだと、まだ店先だもんな…
何度も訪ねてくる俺を他の店員が、怪訝な顔で見ている。
「分かった…岩村と同じに思われたくないし…」
「あぁ…岩村さんだけじゃないのよ…」
ボソリと宏実が呟いた言葉をハッキリ聞き取れ無かったが…
今…岩村だけじゃないって聞こえた…。
花屋の界隈は如何わしい店が多い…
もしかしたら、昼間から酔っぱらってる奴とかいそうだし…。

