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『間違い』電話
第3章 『越度』
「尚子さんがいっぱい辛い思いして来たのは解ったから…だから…落ち着いて、冷静になれば…」
「……私…冷静よ…」
どこが、冷静だよ!?
離せば死ぬと言う。
このままだと絶対に…
「抱いて…賢さん…お願い…」
そう言われる。
「解った…このまま、抱き締めてるから…」
「このまま……私だけ裸で寒い…」
勝手に脱いだの自分だろ!
「じゃあさ…ローブ羽織ろうよ」
「一緒に…お布団に入れば…寒くないわ…」
「えっ…一緒に…」
駄目だ…堂々巡りだ…。
取り敢えず、一緒に布団に入って寝かし付けてしまおう。
「…解った…ローブ羽織って…」
「このままで、大丈夫よ…」
「…そっ…はい、入って…」
再度、ベッドのカバーを捲り上げてやる。
「うん!」
尚子はベージュのパンツをこっちに向けて、四つん這いでベッドに乗った。
コロンと寝っ転がって、ニコニコ笑って
「賢さん!早くぅ~!」
手を伸ばしてきた。
「……私…冷静よ…」
どこが、冷静だよ!?
離せば死ぬと言う。
このままだと絶対に…
「抱いて…賢さん…お願い…」
そう言われる。
「解った…このまま、抱き締めてるから…」
「このまま……私だけ裸で寒い…」
勝手に脱いだの自分だろ!
「じゃあさ…ローブ羽織ろうよ」
「一緒に…お布団に入れば…寒くないわ…」
「えっ…一緒に…」
駄目だ…堂々巡りだ…。
取り敢えず、一緒に布団に入って寝かし付けてしまおう。
「…解った…ローブ羽織って…」
「このままで、大丈夫よ…」
「…そっ…はい、入って…」
再度、ベッドのカバーを捲り上げてやる。
「うん!」
尚子はベージュのパンツをこっちに向けて、四つん這いでベッドに乗った。
コロンと寝っ転がって、ニコニコ笑って
「賢さん!早くぅ~!」
手を伸ばしてきた。