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『間違い』電話
第14章 『魔性』
「しばらく…って、病院にか?」
入院している病院までは聞いてなかった…。
尚子に聞けば分かるかもしれないけど。
なんだか取り残された様な感覚に、しばし立ち尽くしていた。
「取り敢えず…一旦帰るか…」
流石に一人でもう一泊もなんだし、着替えたい。
それに、尚子の様子も気になる。
痣は大分引いてきているけど、精神的にはまだ辛いだろうしな…。
シャワーを浴びてチェックアウトをするためフロントで清算すると
「41,280円になります」