この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
『間違い』電話
第14章 『魔性』
翌日…
尚子から早速、兼子の入院先のメールが届いた。
こういうのは流石だなって思う。
もしかしたら麻里の状況も調べているんじゃなかろうか。
「そういえば…俺の会社の住所、どうやって知ったか今度聞いてみるか…」
今更な事だが、何と無く頭を過った。
兼子の入院している病院は、意識不明の重体もあるからか、都内でも結構大きい病院だった。
面会受付を済ませ、教えて貰った階のエレベーターボタンを押す。
「624号室か…」
部屋を探しながら廊下を進んでいく。
病院独特の消毒液の様な臭いが、鼻腔をくすぐった。
尚子から早速、兼子の入院先のメールが届いた。
こういうのは流石だなって思う。
もしかしたら麻里の状況も調べているんじゃなかろうか。
「そういえば…俺の会社の住所、どうやって知ったか今度聞いてみるか…」
今更な事だが、何と無く頭を過った。
兼子の入院している病院は、意識不明の重体もあるからか、都内でも結構大きい病院だった。
面会受付を済ませ、教えて貰った階のエレベーターボタンを押す。
「624号室か…」
部屋を探しながら廊下を進んでいく。
病院独特の消毒液の様な臭いが、鼻腔をくすぐった。