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『間違い』電話
第16章 『報復』
俺はムスコの頭を指先で持ち上げる様に掴み、竿を実の割れ目に宛てがって素股で擦り付ける。


「賢…?」


直ぐに挿入しない俺に、尚子は不思議そうに視線を向けてきから


「ゴムのゼリーじゃなくてさ…尚子自身の潤滑液を付けた方がいいだろ…」


「もう…賢のスケベ…」


「スケベって…」


なんかオッサン臭いな…
まぁ…お互い若く見せる年でもないけどさ…。


そう…若くもない俺たちは…
こうやって欲情のままに、肉の塊を擦り付け合うんだ。


背徳すらも…
快楽にすり替えて…


次の朝には…

自分を正当化して…


生きていくんだ…。



「尚子…挿れるよ…」


「はぁ…うん…奥まで…突いて…」


「あぁ…いっぱい気持ち良く…なろうな…」


頭の丸みで溝口を塞ぎ…


ヌププ…クチュ……ヌチャ…グチュ…


一気に押し込む。


「あぁぁぁっ!」


背中を仰け反らし、尚子は甘えた声を吐き出した。


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