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『間違い』電話
第16章 『報復』
身体を支える腕に力を込め、布団に着いた手元にシーツの皺を作る。


腰を前後にストロークして、徐々に速度を上げていった。


オールが水面を漕ぐ様に…


ザシュ…グシュ…パチャッ!


弾ける肌から、お互いの体液が迸る。


時には奥まで…時には手前で…

浅深の波を生みながら、お互いのオーガズムを高めていく。


充血して硬く膨れ上がった海綿体を肉丘のザラつきに擦り付けて扱いていくと、肉壁は悦んで震えていた。


「あぁぁぁっ!あんっ!…あ…あぁ…まさ…る…まさるぅ…」


嬉しいのか…苦しいのか…

繰り返される名前を呼ぶ声は…

泣いている様にも聞こえた。


真っ白な光が脳内を覆ってきて…


「はぁ…はぁ…尚子…イク…よ…」


「あぁん…ふぅん…ふん…イ…イク…ゥ…」


ムスコは一気に白いマグマを滾らせた。


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