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『間違い』電話
第6章 『接近』
それにしても、何で内に居たんだ?


「あのさ…何で…」


「仕事~?」


解ったか…だったら確信犯だよな。


「あぁ…何で麻里と同じ職場に勤め出したんだ?」


尚子は、少し間を明けて


「……たまたまよ…旦那の事で落ち込んでたから、気分転換に仕事でもしようと思って…」


俄には信じられない…でも否定も出来ない…。


「そして、たまたま麻里さんの下に付く事になって…」


「そして…たまたま…内に来たのか?」


俺の顔を覗き込む様に、尚子は腕に力を入れて身体を傾けてきた。


「麻里さんと…賢さん、付き合い長いんだね!」


「え…」


「そんな長い事、同居してて~どうゆう関係なの~?」


『同居』?


勝手に決めるなよ!


腹立たしさもピークになってきて、爆発しそうになり


「同棲だよ!付き合ってるんだ!もう直ぐ籍も入れて婚姻するから、もう俺に関わらないでくれないか!」


ハッキリ言ってしまった…。


「…婚姻……麻里さんと…」


尚子は、絡めた腕を力なく外した。

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