この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
『間違い』電話
第6章 『接近』
「なんだよ…俺と麻里が何なんだよ…」
「ふふ…麻里さん…幸せね…いいなぁ~。お祝いしないとね…記念になる様な…賢さん、何がいい?」
急に顔を上げて、ニコニコと笑う。
その笑顔の裏に…何か企んでるんじゃないかと、疑ってしまう。
「お祝い…?」
「うん!」
ゴクリ…唾を飲み込んだ…。
一か八かだ…。
「マイクロSD…渡してくれないかな…」
ホテルの映像が映った記録…。
「え……それって…」
尚子は驚いた顔をした。
「頼む…旦那さんの事は…何かあったら協力するから…麻里を巻き込まないでくれないか!」
悲痛な声で哀願した。
俺も軽率だった…でも、麻里は何としても守りたかった。
こうなってみて、改めて思い知らされる。
尚子は遠い目をして
「そう…私と賢さんの…思い出なんだけどな…」
「俺との思い出なんて…要らないだろう!旦那さんの事で、疲れてるんだよ!」
「ふふ…麻里さん…幸せね…いいなぁ~。お祝いしないとね…記念になる様な…賢さん、何がいい?」
急に顔を上げて、ニコニコと笑う。
その笑顔の裏に…何か企んでるんじゃないかと、疑ってしまう。
「お祝い…?」
「うん!」
ゴクリ…唾を飲み込んだ…。
一か八かだ…。
「マイクロSD…渡してくれないかな…」
ホテルの映像が映った記録…。
「え……それって…」
尚子は驚いた顔をした。
「頼む…旦那さんの事は…何かあったら協力するから…麻里を巻き込まないでくれないか!」
悲痛な声で哀願した。
俺も軽率だった…でも、麻里は何としても守りたかった。
こうなってみて、改めて思い知らされる。
尚子は遠い目をして
「そう…私と賢さんの…思い出なんだけどな…」
「俺との思い出なんて…要らないだろう!旦那さんの事で、疲れてるんだよ!」