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『間違い』電話
第6章 『接近』
力が抜けた感じで、マンションに戻る。


「お帰り~送ってくれて、有難うね!」


いつもよりテンション高いな…尚子は麻里にとっては、期待の新人って訳か…。


「あぁ…ついでだから…」


「賢……でも…」


ドキン…何か察したのか?


「な…何だよ…」


「コンビニ~行かなかったの?手ぶらだけど!」


「あっ……忘れてた…」


「あははっ!変なの~!先にお風呂入る?」


麻里はケタケタ笑いながら、お味噌汁を掻き回した。



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