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『間違い』電話
第6章 『接近』
指切りから…2週間が経過した。


尚子からは連絡は無かったが、ずっとコンビを組んでいる麻里から、毎日の様に尚子の話を聞かされた。


「尚子さん、凄いのよ~本当に!お客さんに食い付いて、離さない感じで!」


本当に嬉しそうに語る。


「あぁ…そんな感じだな…」


俺のムスコも咥え込んで、離れなかったし…。


忘れたくても、麻里から話すからどうしようも出来ない。


マイクロSDを手に入れるまでは、婚姻の話しも切り出し難かった。



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