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シアター"名画座"で逢いましょう
第12章 肥満女の誘惑
「大丈夫かい?脚立を支えておいてあげよう」
朝倉が近づくのと同時に愛川巡査が「きゃっ!」という悲鳴と共にバランスを崩して脚立から落ちてくる。
「くっ!」
急いで愛川の上半身に手を添えて受け止めようとしたが、推定60キロほどのおデブちゃんの体を受け止める事が出来ずに、そのまま二人して仮眠室の布団の上に倒れ混んだ。
「痛ぁ~い!」
お前は痛くないだろ!
その肥満体の下敷きになった俺を心配しろ!
とにかく、ここは男の余裕で「大丈夫か?腰を打ったりしていないか?」と愛川巡査の腰を撫でてやる。
「腰は大丈夫です。尻餅をついた感じで落ちちゃったので…」
尻餅といってもバカには出来ない。
郷里の祖母が尻餅をついて、尾てい骨を折っていたこともあったので「尻?痛むかい?」そういって慌てて朝倉は愛川の尻を撫でた。
「私の体の心配をするフリをして、何だかんだと言いながらもお尻にタッチしたかったんでしょ?」
「えっ?」
何をバカな事を!
しかし、そんな減らず口を叩けるのなら大丈夫なのだろう。
「ほら、何ともないんなら体の上からどいてくれよ」
「だ~め!私のお尻を触った罰よ」
そう言って愛川は大きな体に似合わず、素早い動きで体を反転させて柔道の四方固めで朝倉に全体重をかけてくる。
「重い!重いってば!」
彼女の体を押し返そうとした彼の手に、ムニュとした巨乳のボリュームを感じていた。

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