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シアター"名画座"で逢いましょう
第15章 二組のカップル
「なあ、提案だけど、離婚したけれど、時たま逢ってこうしてセックスをしないか?」
これまた直球的な広の問いかけに、日菜子は思わず「信じられない!」という驚きの表情をした。
「真剣なんだよ…おかしいのは重々承知している」
「相性ぴったりだから貴方と夫婦になったのだから、こうして肌を寄せ合えば確かに燃えるわ…でも、私には朝倉さんという新たなパートナーがいるし、貴方だって、十和子さんという後妻になろうとしている女性がいるじゃない」
だって、久々にお前の体に触れたらこんなになっちまってるんだ。
そう言って広は日菜子の手を取り、彼の局部へと導く。
スラックスの上からでも明らかなまでに膨らみと硬さ、熱を持って興奮しきっていた。
「私にキスして、体を触っただけで興奮したの?」
「そうだ、久し振りで、らしくもなく興奮している…悪いか…!」
「悪くはないけど…」
悪くはない…それが日菜子の本音であった。
5年間、妻である自分の体に指一本触れなかった元夫がこうして日菜子の体に興奮してくれているのだから、別れたとは言え、元妻としては最高の喜びであった。
言いながら、体を起こして体勢を逆転させ、彼の上で衣類を脱ぎ去った。
そして、広のスラックスとパンツを脱がせた。
2枚の布の障害を取り去ると、ペニスは天井を向いて起立した。
痙攣しながら先走りを滴らせる鈴口。
ピクピクと青筋を立てる赤黒い陰茎。
久しぶりに見た愛しい男のペニスが、日菜子の欲情を駆り立てた。
「だって…あなたが好きだから結婚をしたんだし…」
心身を高鳴らせたまま、広の顔の頭の両側に手を着き、腰を高く上げた体勢になった。

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