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エロ本を拾っただけなのに2 ~熟母・香代子~
第10章 《牡の証明と、牝の嫉妬》
──【2023年 秋】

リビングのドアの少しの隙間から息を潜めて覗き見る香代子の目の前で、事態はさらに信じがたい光景へと展開していった。

「っ、優香……出る……!」

聡の低く嗄れた声と共に、彼の剛直がビクリと跳ねる。優香は喉の奥までそれを受け入れたまま、目を閉じてコクン、コクンと喉を鳴らした。
かつて優香の部屋に充満していた、あの強烈な匂いの源。それを、あの子は1滴もこぼすまいと、まるで極上の甘露でも味わうかのように、とろけた表情で美味しそうに飲み干していた。

(あんなものを……喜んで、飲んで……っ)

香代子は信じられない思いで口元を覆った。しかし、衝撃はそれだけでは終わらなかった。
事切れたように背もたれに身を預ける聡の股間で、優香は口を離すどころか、再び熱心に舌を這わせ始めたのだ。

「優香……もう、いいよ。少し休まないと……」
「ええー? だって、聡さん。もう3回も出してるのに、まだこんなに元気なんだもん。もう1回、してあげる」

ちゅぷり、といやらしい水音が再び響く。

(3……回……!?)

香代子の頭の中で、その言葉が木霊した。
44歳の男が、白昼のこの短時間で3回。しかも、いまだに凶悪な硬さを保っているというのか。

香代子は足の震えを必死に抑えながら音を立てずに後ずさりし、気づかれないよう静かに玄関を出た。
そして、あてがわれた自身の部屋に戻ると、鍵を閉め、へたり込むようにソファに崩れ落ちた。
ドキドキと、心臓が早鐘を打っている。下着の中は、自分のものとは思えないほど濡れそぼっていた。
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