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エロ本を拾っただけなのに2 ~熟母・香代子~
第15章 《暴かれた嘘と、牝の痕跡》
香代子は慌てて聡の背中を呼び止めた。

「も、もしかしたら、私が気づかなかっただけかもしれないから……もう1度、袋の中を確認してみるわ!」

香代子は部屋に戻り、寝室の引き出しの奥から、例の雑誌を引っ張り出してきた。そして、玄関先で待つ聡に、顔を真っ赤にしながらそれを差し出した。

「あ、あったわ……これかしら? 私、寝る前に読もうと思ってそのまま寝室に置いていたから、まだ全然中身を見ていなくて……表紙が旅行雑誌だったから、本当に気づかなかったのよ!」
「ああ、これです! よかった……。お義母さん、本当にすみませんでした。中身を見られていなくてホッとしました」

聡は雑誌を受け取ると、安堵したような笑顔を浮かべ、深く頭を下げて703号室を後にした。

(よかった……中身を見ていないって、信じてくれたわ……)

香代子は玄関のドアを閉め、へたり込むようにその場にしゃがみ込み、安堵の息を吐いた。

   ◇

その数分後。
1階にある管理室に戻った聡は、鍵を閉めると、デスクの上に先ほど回収したばかりの「偽装された旅行雑誌」を置いた。
先ほどまで香代子に向けていた「バツの悪そうな青年」の表情はとうに消え失せ、その顔には冷酷でサディスティックな暗い笑みが張り付いている。

「さて……お義母さんは、中身を見ていないと言っていたが」

聡はゆっくりと雑誌のページをめくり始めた。
そして、自分が罠として仕掛けたあの「40代の熟女」のページを開き――確信した。

俺がこの本を手放した時、このページについていたのは、俺が出した『精液の染み』だけだった。
しかし今、目の前にあるそのページは、白濁したシミの周辺がひどく波打ち、水分を含んでふやけきった跡がいくつも重なっている。
さらに、鼻を近づけてみれば、俺の放った牡の匂いを上書きするように、ひどく甘くて淫らな、発情した牝(メス)の愛液の匂いがねっとりと染み付いていた。

(……間違いない。お義母さんは毎晩、俺の匂いを嗅ぎながら……このページを股間に擦り付けて、狂ったように慰めていたんだ)

香代子の「中身は見ていない」という苦しい嘘が、彼女自身の身体から出た汚れによって完全に証明された瞬間だった。
聡は、愛液でふやけたそのページを指先でなぞりながら、喉の奥で低く、愉悦の笑い声を漏らした。
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