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エロ本を拾っただけなのに2 ~熟母・香代子~
第16章 《手料理に込めた熟母の恋情》
──【2023年 秋】
あの偽装された旅行雑誌を聡が回収してから、2日が過ぎた。
703号室の香代子は、あの日以来、手元から消えてしまった「魔法のアイテム」の喪失感に苛まれていた。
もう1度、あの濃厚な牡の匂いを嗅ぎたい。娘婿の出した白濁した液体を想像しながら、この身を慰めたい。
そんな浅ましい渇望を持て余していた時、再びインターホンが鳴った。
「お義母さん。たびたびすみません、聡です」
モニター越しの聡は、以前と同じように少し申し訳なさそうな顔をしていた。
香代子がドアを開けると、彼は深々と頭を下げた。
「あの、先日は夜分に押しかけてすみませんでした。それで……改めてお願いがありまして」
「お、お願い?」
香代子が身構えると、聡は声を潜め、真剣な眼差しで切り出した。
「あの日、お義母さんは『中身を見ていない』とおっしゃっていましたが……もし、万が一、何かの拍子にチラッとでも見えてしまっていたとしても、どうか優香には黙っていてほしいんです」
「ええ、もちろんよ。……でも、どうして?」
聡は少し言い淀んでから、意を決したように顔を上げた。
「実は……あの雑誌の、『ある部分』。……あれが、俺の本来の好みなんです」
ドクン、と香代子の心臓が跳ねた。
「え……?」
「優香のことは愛しています。それは間違いありません。でも……男としての本能というか、俺の性的なタイプは、ああいう雰囲気を持った女性なんです」
聡は「熟女」とは一言も言わなかった。
香代子が中身を見ていないという前提だからだ。しかし、中身を見てしまった香代子には、その「ある部分」の意味が痛いほどよく分かった。
あの偽装された旅行雑誌を聡が回収してから、2日が過ぎた。
703号室の香代子は、あの日以来、手元から消えてしまった「魔法のアイテム」の喪失感に苛まれていた。
もう1度、あの濃厚な牡の匂いを嗅ぎたい。娘婿の出した白濁した液体を想像しながら、この身を慰めたい。
そんな浅ましい渇望を持て余していた時、再びインターホンが鳴った。
「お義母さん。たびたびすみません、聡です」
モニター越しの聡は、以前と同じように少し申し訳なさそうな顔をしていた。
香代子がドアを開けると、彼は深々と頭を下げた。
「あの、先日は夜分に押しかけてすみませんでした。それで……改めてお願いがありまして」
「お、お願い?」
香代子が身構えると、聡は声を潜め、真剣な眼差しで切り出した。
「あの日、お義母さんは『中身を見ていない』とおっしゃっていましたが……もし、万が一、何かの拍子にチラッとでも見えてしまっていたとしても、どうか優香には黙っていてほしいんです」
「ええ、もちろんよ。……でも、どうして?」
聡は少し言い淀んでから、意を決したように顔を上げた。
「実は……あの雑誌の、『ある部分』。……あれが、俺の本来の好みなんです」
ドクン、と香代子の心臓が跳ねた。
「え……?」
「優香のことは愛しています。それは間違いありません。でも……男としての本能というか、俺の性的なタイプは、ああいう雰囲気を持った女性なんです」
聡は「熟女」とは一言も言わなかった。
香代子が中身を見ていないという前提だからだ。しかし、中身を見てしまった香代子には、その「ある部分」の意味が痛いほどよく分かった。

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